派遣全般

派遣社員とアルバイトの掛け持ちについて解説

1.掛け持ちのメリットは

現状お金に困っている、将来のためにお金を稼いでおきたい、こんな場合には派遣社員とアルバイトの掛け持ちで対応するのも手です。派遣会社には就業規則があるため、全ての派遣会社でアルバイトの掛け持ちが大丈夫だとは限りませんが、少なくとも労働基準法や派遣法で掛け持ちの禁止は規定されてはいないため、基本的には派遣社員とアルバイトの掛け持ちは問題ないと考えてよいでしょう。どちらも勤務時間や勤務日の融通がきく働き方なので、昼間は派遣社員、夜はアルバイトといった感じで掛け持ちをしやすいのが魅力です。掛け持ちのメリットとしては収入の増加、時間の有効活用が挙げられ、仕事内容によっては自分自身のスキルアップにもつながります。

2.デメリットに注意しつつよい派遣会社を選ぶ

一方でデメリットも存在しており、掛け持ちは相応に疲労が溜まるため人によっては悪影響が出かねません。疲れたまま仕事に臨んで失敗を繰り返すようでは信頼を失いかねないため、掛け持ちは体力に自信がある人向けです。また、掛け持ちには税金面での問題もあり、アルバイトの年収によっては確定申告が必要になります。派遣社員は正社員と待遇が異なりますが、年末調整が行われるため基本的に確定申告が不要な点は同じです。ただ、年末調整は複数の会社で同時に行われることはなく、派遣社員として働いている場合は派遣会社で年末調整が行われるため、アルバイトの収入に関しては年末調整がされないままです。派遣会社の給与以外に所得がない場合、アルバイトで年に20万円以上を稼いでいると、確定申告をしないといけません。

掛け持ちでアルバイトをするのではなく、複数の派遣会社に登録して掛け持ちをすればよいのではないかと考えた人もいるかもしれませんが、この場合は同業他社で働くことのないよう注意しないといけません。同業他社で同時に働くことに法律的な問題はないものの、ライバル関係にある会社の機密情報を知れるチャンスがあるという時点で問題があります。

掛け持ちをするのであれば派遣会社とアルバイトの方がよく、まずは理想的な派遣会社を見つけるのが基本です。派遣会社によって派遣スタッフの待遇は異なってくるため、時給が期待できる派遣会社に登録することがお金を稼ぐ上では重要と言えるかも知れません。軽作業や各種オフィスワーク、営業など仕事の種類が充実しているのは、キャリアリンクだと思います。是非これを機会に、各派遣会社を見比べてみてください。